やまねえの東北応援日記

横浜からいわきに移住して、思ったことをつれづれ書いていきます  (このブログは個人の責任で発信しています。所属団体や紹介団体の意見ではありませんのでご了承ください)

1/26(日)@横浜「本でよりそう復興支援」トークショーのご案内~河北新報・寺島英弥記者による『走れ!移動図書館』著者・鎌倉幸子さん公開インタビュー【ラボ図書環オーサートークVOL.17】へ込めた思い

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やまねえの東北応援日記。

2回目のエントリーは、自身が主催するイベントのご案内です。

河北新報・寺島英弥記者による『走れ!移動図書館』著者・鎌倉幸子さん公開インタビュー【ラボ図書環オーサートークVOL.17】
1月26日(日)15時~横浜・関内のシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」で開催します。
現在、参加者募集中!
お申し込みはこちらのFacebookイベントページから。

日時:2014年1月26日(日)15:00~17:00、17:00~19:00(懇親会)
場所:さくらWORKS〈関内〉右側イベントスペース
(神奈川県横浜市中区相生町3-61泰生ビル2F)
参加費:2,000円(著書1冊プレゼント代込)、懇親会は別途参加費
主催:ラボ図書環
協力:シャンティ国際ボランティア会書楼ビブリコルウ
 東北から距離的に離れて暮らしているワタシたちが、東北のことを身近に感じるためにはどうすればいいのか。
それは現地に足を運ぶのが一番なのだけど、時間的、仕事的、経済的、家庭的など様々な事情で、誰もが東北に足を運べるわけではない。
だったら。
東北のことをリアルに語れる人を、こちらにご招待してつなぐしかない!
 
ということで、東北地方のブロック河北新報編集委員の寺島英弥さん(宮城県勤務、福島県相馬市出身)、被災3県で移動図書館活動を運営するシャンティ国際ボランティア会の鎌倉幸子さん(東京勤務、青森県出身)をお迎えしたイベントを開催することにしました。

鎌倉さんは1月7日に、移動図書館の立ち上げから今までと、本の持つ力を記した『走れ!移動図書館~本でよりそう復興支援』を出版されました。
鎌倉さんがこの本を書かれるにあたって、大切にされたこと、伝えたいことを、河北新報の記者である寺島さんに「公開インタビュー」していただくというトークショーです。
 
もちろんワタシも読ませていただきました。
その中でワタシが印象に残ったのは、特に前半に多くの章が割かれている「災害時にプロジェクトを立ち上げる際のノウハウ」や「外部の人間が支援活動を行う際に必要なこと」など、支援活動自体にかかわる者が大切にしなければならないことが多く書かれていたことです。
これは、ワタシが復興支援活動に深くかかわっているから当然のことなのでしょう。
またタイトルにもなっている「本でよりそう復興支援」として、本の持つチカラや本を借りることによって「日常を取り戻していく」現地の様子が丁寧に描かれていることも印象的です。
 
この本を一人でも多くの方に読んでほしい、手元に置いてほしい。
そのためには、著者である鎌倉さんと直に接してもらうイベントを設定することが一番だ。そして、そのイベントで鎌倉さんからこの本に込めた思いを存分に引き出してもらうには。
そう思ってお願いしたのが、河北新報の寺島さん。
 
ワタシも鎌倉さんも、大好きで尊敬している寺島さんは、河北新報の記者として、立ち上がろうとする東北の人々を丹念に繰り返し取材し、河北新報内の連載「ふんばる」に発表するほかに、記事内に掲載しきれなかったインタビュー内容を克明にブログ「Cafe Vita 余震の中で新聞をつくる」に書かれています。
 
「100聞いたことは、100伝える」とおっしゃる寺島さんの記事とブログからは、東北復興へふんばるみなさまの様子がありありと伝わってきます。
そして「東北の人間として取材をしている自分は語り部だと思っている。呼ばれればどこにでも行って伝えたい」とおっしゃっています。
 
長くなってしまいましたが、そんな素敵な2人を招待して開催する今回のイベント。
1月26日(日)15時、ぜひ横浜・関内に遊びにいらっしゃいませんか?
お待ちしています!
お申し込みはこちらのFacebookイベントページから。

 


日時:2014年1月26日(日)15:00~17:00、17:00~19:00(懇親会)
場所:さくらWORKS〈関内〉右側イベントスペース
(神奈川県横浜市中区相生町3-61泰生ビル2F)
参加費:2,000円(著書1冊プレゼント代込)、懇親会は別途参加費
主催:ラボ図書環
協力:シャンティ国際ボランティア会、書楼ビブリコルウ

※著者・編集者を招いてお話を聞く「ラボ図書環オーサートーク」。NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」(横浜市中区相生町3)のプロジェクトである「ラボ図書環」が、コミュニティの中の本、本と人のつながりをさまざまな形で発信しています。

また、公開インタビューの後は、懇親会を開催予定。

※鎌倉幸子さん
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)
広報課長兼東日本大震災図書館事業アドバイザー
▽走れ東北!移動図書館プロジェクト
http://sva.or.jp/tohoku/
▽ブログ「本を片手に、どこまでも。」
http://ameblo.jp/1192-sachiko/

※寺島英弥さん
河北新報編集局・編集委員
河北新報連載記事「ふんばる」
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1070/20131114_01.htm
▽ブログ「Cafe Vita 余震の中で新聞をつくる」
http://flat.kahoku.co.jp/u/blog-seibun/
著書
『悲から生をつむぐ 「河北新報」編集委員の震災記録300日』
http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2175661
東日本大震災 希望の種をまく人びと』(明石書店
http://www.akashi.co.jp/book/b108493.html
 
※写真は、岩手県大槌町を走る、シャンティ国際ボランティア会の移動図書館車(2012年10月撮影)

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